和歌山県田辺市は、公立大学の設置可能性などを検討する「田辺市高等教育機関設置等調査・検討事業委託業務」の公募型プロポーザルを実施した結果、トーマツを優先交渉権者に特定した。提案金額は1559万8000円(税込み)。評価点は500点満点中419点だった。
トーマツは、同種業務の実績が豊富なことやニーズに応じた複数の事業提案による臨機応変な事業が可能なことなどが高く評価された。
業務内容は、高等教育機関を設置する社会・地域・進学ニーズの調査、設置・運営コストやランニングコストの試算、財源内訳、補助制度の活用可能性調査、経済波及効果の算定、検討会議の運営支援ほか。委託期間は2026年3月31日まで。建設候補地は同市新屋敷町1ほかの敷地7950㎡。
「田辺市高等教育機関設置可能性調査検証結果報告書」によると、旧庁舎の活用方針について、立初創成大学設立準備財団から公立大学を設立する提案があった。大学名は「(仮称)熊野立初大学」。「(仮称)社会情報科学部社会情報科学科」を設け、入学定員は144人、収容定員は576人を想定している。
校舎は旧庁舎と別館、社会福祉センターを改修する方針。規模は旧庁舎がRC造5階建て延べ6427㎡、別館がRC造4階建て延べ2046㎡、社会福祉センターがRC造4階建て延べ877㎡。施設は旧耐震基準のため、耐震補強も必要となる。耐震補強を含めた概算整備費は46億円。事業スケジュールは、基本計画策定に1年、実施設計に1年、工事に2年を想定している。
トーマツは、同種業務の実績が豊富なことやニーズに応じた複数の事業提案による臨機応変な事業が可能なことなどが高く評価された。
業務内容は、高等教育機関を設置する社会・地域・進学ニーズの調査、設置・運営コストやランニングコストの試算、財源内訳、補助制度の活用可能性調査、経済波及効果の算定、検討会議の運営支援ほか。委託期間は2026年3月31日まで。建設候補地は同市新屋敷町1ほかの敷地7950㎡。
「田辺市高等教育機関設置可能性調査検証結果報告書」によると、旧庁舎の活用方針について、立初創成大学設立準備財団から公立大学を設立する提案があった。大学名は「(仮称)熊野立初大学」。「(仮称)社会情報科学部社会情報科学科」を設け、入学定員は144人、収容定員は576人を想定している。
校舎は旧庁舎と別館、社会福祉センターを改修する方針。規模は旧庁舎がRC造5階建て延べ6427㎡、別館がRC造4階建て延べ2046㎡、社会福祉センターがRC造4階建て延べ877㎡。施設は旧耐震基準のため、耐震補強も必要となる。耐震補強を含めた概算整備費は46億円。事業スケジュールは、基本計画策定に1年、実施設計に1年、工事に2年を想定している。