愛知県安城市は、全面建て替えを検討する新庁舎の建設候補エリアを、市民会館や安城公園を含む現庁舎(桜町18-23)エリアを最有力とする方針をまとめた。庁舎建設費は約268億円、現庁舎解体費は約13億円、駐車場整備費などは約9億円。別途、公園整備費に約17億円が必要としている。庁舎供用開始までの事業期間は最短で約8年を見込んでいる。
19日に開いた市庁舎整備審議会(会長・太幡英亮名市大大学院芸術工学研究科教授)の第4回会合で承認を得た。
建設候補エリアは、現庁舎のほか、安城駅・三河安城駅間、名鉄西尾線東側、三河安城駅南西の4エリアで比較検討していた。緊急輸送道路からの距離や事業期間の短さ、概算事業費の安さなどを理由に現庁舎エリアを最有力候補に選定した。第2候補は三河安城駅南西、第3候補は安城駅・三河安城駅間、第4候補は名鉄西尾線東側となった。
新庁舎の規模は、総務省の基準面積を参考に延べ約3万2000㎡を想定している。災害に強い庁舎とするため、防災拠点機能の強化や免震構造の採用などを検討する。省エネルギー技術や再生可能エネルギーの活用などの環境配慮に取り組む方針だ。
10月31日に同審議会の第5回会合を開き、事業手法について意見を交わす。基本構想の策定は、当初の2025年度末から26年9月に延長する。
基本構想策定業務は、国際開発コンサルタンツが担当している。
現庁舎は、1966年度から85年度にかけて建設された。北庁舎(SRC造地下1階地上7階建て延べ8511㎡)や本庁舎(同地下1階地上3階建て延べ5168㎡)、食堂棟(RC造平屋建て2601㎡)などで構成する。所在地は桜町18-23。
19日に開いた市庁舎整備審議会(会長・太幡英亮名市大大学院芸術工学研究科教授)の第4回会合で承認を得た。
建設候補エリアは、現庁舎のほか、安城駅・三河安城駅間、名鉄西尾線東側、三河安城駅南西の4エリアで比較検討していた。緊急輸送道路からの距離や事業期間の短さ、概算事業費の安さなどを理由に現庁舎エリアを最有力候補に選定した。第2候補は三河安城駅南西、第3候補は安城駅・三河安城駅間、第4候補は名鉄西尾線東側となった。
新庁舎の規模は、総務省の基準面積を参考に延べ約3万2000㎡を想定している。災害に強い庁舎とするため、防災拠点機能の強化や免震構造の採用などを検討する。省エネルギー技術や再生可能エネルギーの活用などの環境配慮に取り組む方針だ。
10月31日に同審議会の第5回会合を開き、事業手法について意見を交わす。基本構想の策定は、当初の2025年度末から26年9月に延長する。
基本構想策定業務は、国際開発コンサルタンツが担当している。
現庁舎は、1966年度から85年度にかけて建設された。北庁舎(SRC造地下1階地上7階建て延べ8511㎡)や本庁舎(同地下1階地上3階建て延べ5168㎡)、食堂棟(RC造平屋建て2601㎡)などで構成する。所在地は桜町18-23。