安井事務所に決まる/新市立病院基本・実施設計/箕面市 | 建設通信新聞Digital

8月24日 日曜日

関西

安井事務所に決まる/新市立病院基本・実施設計/箕面市

 大阪府箕面市は、「箕面市新市立病院整備基本・実施設計委託」を総合評価一般競争入札した結果、5億8800万円(税別)で安井建築設計事務所に決めた。同者のほか、(次点)松田平田設計、昭和設計・総合設備コンサルタントJV、内藤建築事務所、久米設計が応札した。
 市立病院を商業団地「COM1号館」跡地に移転建て替えして整備する新病院の設計を行う。業務範囲は調査、建築・電気設備・機械設備・昇降機設備・外構工事の基本・実施設計など。
 新病院は免震構造とし、規模は延べ3万5100㎡以上を想定。落札者提案によると、9階建ての病棟を建設し、1階から4階の低層部に総合受付、救急、外来、放射線部門、手術・管理部門などの機能を配置。残るフロアに病室機能を導入する。病床数は390床。
 また、敷地内の高低差を考慮して4階にも出入り口を設け、屋上部分を出入り口への動線として活用する3階建ての立体駐車場も整備する。駐車可能台数は350台以上。
 委託期間は2028年1月17日まで。建設地は、船場東1の敷地1万4970㎡。用途地域は市街化区域・商業区域で、容積率は600%、建ぺい率は80%。31年度の開院を目指す。