堺市北瓦町一丁地区/今秋に事業協力者選定/住宅・商業など機能導入 | 建設通信新聞Digital

9月5日 金曜日

関西

堺市北瓦町一丁地区/今秋に事業協力者選定/住宅・商業など機能導入

 北瓦町一丁地区市街地再開発準備組合(堺市)は、市街地再開発事業の実現に向け、事業協力者選定を進めている。順調に進めば11月ごろにも事業協力者を決め、都市計画決定など具体化に向けた検討に入りたい考えだ。
 対象は、堺区北瓦町1にある「瓦町公園」と、その周辺の民間敷地を合わせた約1ha。堺市によると土地の地権者は17者で、堺市を含む10者が現在準備組合に参画している。3月26日付で準備組合が発足、現在事業協力者の選定を進めている。
 事業協力者の決定後、都市計画決定や本組合設立に向け詳細を詰めていくことになるが、現時点でスケジュールなどは未定としている。
 同公園周辺は、堺市が24年度にまとめた「堺東エリアの市街地整備に向けた基本的な考え方」で、先行して取り組むエリアの一つに位置付けられた。同公園と隣地を一体的に整備し多様な都市機能の導入と高度利用を図るとして、敷地北側に「環境先進都市型住宅」、南側には「商業・サービス・広場」の導入を図るとしている。
 「瓦町公園周辺ゾーン市街地整備に係る推進検討支援業務」は、ユーデーコンサルタンツが担当している。