入札書9月30日、10月2日まで/札幌駅北口駅前広場改修、上屋予備検討/札幌市 | 建設通信新聞Digital

10月7日 火曜日

北海道・東北

入札書9月30日、10月2日まで/札幌駅北口駅前広場改修、上屋予備検討/札幌市

 札幌市は、「札幌駅北口駅前広場改修整備予備検討業務」と「2025年度札幌駅北口駅前広場上屋整備予備検討業務」の2件の一般競争入札を公告した。改修整備予備検討業務は入札書を30日まで受け付け、10月1日に開札する。上屋整備予備検討業務は入札書を10月2日まで受け付け、同日に開札する。
 札幌駅北口駅前広場は、北海道新幹線の乗り入れに伴う駅舎の拡張により、歩行者通路の幅員や広場利用者の滞留空間の減少が予想され、利便性低下が懸念されている。このため市は、札幌駅の拡張、北口壁面の改修と一体的に広場を改修するため、検討を進めている。
 業務は、改修整備予備検討業務が駅舎工事に伴い撤去した施設の復旧と、復旧に併せた改修整備を検討するため、設計と測量を実施するほか、費用便益分析を行う。
 上屋整備予備検討業務は、北口広場の東西方向に新たな歩行者用上屋を設置するほか、駅舎工事に伴い撤去した施設の復旧と、復旧に併せた改修整備を検討する。
 参加資格は、改修整備予備検討業務が「土木設計・監理業」のA等級に登録していること。2010年度以降、公共機関が発注した駅前広場の設計(予備、基本、実施のいずれか)の元請け履行実績を求める。
 上屋整備予備検討業務は「建設関連調査サービス業」「土木設計・監理業」「建築設計・監理業」のいずれもA等級に登録している1級建築士事務所。市内に本店、支店などがあることを求める。
 国か地方自治体が発注した「地下構造物設計に関わる業務」「建築物のパース図の作成を含むデザインに関わる業務」の元請け履行実績を求める。
 履行期間はともに26年3月24日まで。履行場所は、改修整備予備検討業務が北区北7条西3丁目ほか。上屋整備予備検討業務が札幌駅北口駅前広場。