三菱地所設計と契約/富士山の恵み産業パーク計画/御殿場市 | 建設通信新聞Digital

10月7日 火曜日

中部・北陸

三菱地所設計と契約/富士山の恵み産業パーク計画/御殿場市

 静岡県御殿場市は、「(仮称)富士山の恵み産業パーク基本計画策定業務委託」の公募型プロポーザルを実施した結果、三菱地所設計を特定し、2849万円(税込み)で契約した。導入機能や施設規模の検討、概算工事費の算出、官民連携手法の調査などを実施する。履行期間は2026年9月30日まで。
 同パークは、富士山の恵みを最大限生かすため、御殿場型循環経済・観光活性化の拠点となる沿道利便施設(道の駅的施設)とする。
 基本構想によると、五つのエリアにゾーニングし、スポーツや音楽といったイベント活用や樹林を生かしたデイキャンプなどによる利用、御殿場らしさを体現する農業機能などを導入する。
 建物の延べ床面積は約2500-3000㎡を想定する。駐車場面積はモビリティーの乗降機能なども合わせて約1.3haを確保し、収容台数は小型車94台、大型車24台、障がい者用3台の計121台と算出した。
 建設予定地は、新橋の農用地約4ha。東名高速道路御殿場ICや御殿場プレミアム・アウトレットに近く、周囲の道の駅からは一定の距離があるため選定した。