新潟で全国大会開幕/建築士増加へ要望検討/日事連 | 建設通信新聞Digital

10月7日 火曜日

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新潟で全国大会開幕/建築士増加へ要望検討/日事連

 日本建築士事務所協会連合会(上野浩也会長)の第47回全国大会(新潟大会)が2日、開幕した。同日に新潟市の万代シルバーホテルで開いた「青年話創会2025」において、上野会長は「建築士が非常に少なくなってきている。設備士も同じ状況だ。これをなんとかしなければならないという思いで、建築3団体と共に国土交通省などに要望していこうと考えている」と明かした=写真。
 3日に新潟市の朱鷺メッセで開催する大会式典に先立ち上野会長は「地方のことは地方でやってくれという今までの考え方を180度転換し、日事連でできることは日事連で取り組む必要がある。地方から課題などについて声を上げてほしい」と呼び掛けた。
 次世代を担う設計者を対象とした行事「青年話創会2025」実行委員会の藤田寛之実行委員長は「次世代へ続く建築設計業界を担っていく上で、有意義なディスカッションにしてほしい」と話した。
 話創会では、「いま、そして次世代へつながる建築士事務所のカタチ」をテーマに、経営にフォーカスして、事務所組織運営や人材育成、人材獲得などについて意見を出し合った。