シン学校第1期前期5校の計画案/対象地域で意見聴取/一宮市 | 建設通信新聞Digital

10月7日 火曜日

中部・北陸

シン学校第1期前期5校の計画案/対象地域で意見聴取/一宮市

 愛知県一宮市は、「シン学校プロジェクト」と称して、校舎の改修や長寿命化、建て替えなどを含めて、将来の教育環境にふさわしい学校づくりを検討している。このうち計画期間を2031年3月までとする第1期前期の対象校に選定した小信中島小、富士小、大和南小、南部中、北部中の小中学校5校それぞれの基本計画案がまとまった。25日から11月8日にかけて、各地域説明会を開いて意見を聞き取る。
 小信中島小は、校舎の一部建て替えを計画している。既存施設は南舎(RC造4階建て延べ4026㎡)など。所在地は小信中島字南平口59。基本計画策定支援業務は加藤建築事務所が担当している。
 富士小は、校舎を建て替え、公民館と児童クラブを複合化する方針だ。既存施設は北舎(RC造3階建て延べ2479㎡)など。所在地は富士2-5-14。同業務は大建設計(岐阜市)が担当する。
 大和南小は、大和南中と統合した小中一貫校の設置を検討しており、施設一体型校舎を設ける。校舎の規模は同小がRC造4階建て延べ6021㎡、同中が同5235㎡。所在地は大和町戸塚字連田1-2。同業務は地域計画建築研究所が担当。
 南部中(浅野字土井ノ内1-1)と北部中(貴船1-6-10)は、ともに校舎の一部建て替えを検討している。同業務はともにランドブレインが担当する。
 第1期後期は今伊勢小、黒田小、西成小、宮西小、北方中の5校を対象とする。計画期間は27年10月から34年3月まで。