10月27日まで参加申請/緑ケ丘病院実施設計技術協力/福岡県糸田町 | 建設通信新聞Digital

10月8日 水曜日

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10月27日まで参加申請/緑ケ丘病院実施設計技術協力/福岡県糸田町

 福岡県糸田町は7日、「糸田町立緑ケ丘病院新病院建設工事実施設計技術協力業務」の公募型プロポーザルを公告した。ECI(施工予定技術者事前協議)方式を採用し、参加申請書は27日まで、VE(バリューエンジニアリング)提案は12月26日まで、技術提案書は2026年2月6日まで受け付ける。同月15日のプレゼンテーション審査と結果通知、同月中の基本協定と技術協力業務の委託契約締結を予定している。糸田町立緑ケ丘病院庶務係が担当する。
 最優秀提案事業者は同病院と技術協力業務を締結し、技術提案などを実施設計に反映させる。実施設計完了後に見積もり合わせを行い、予定価格の範囲内だった場合に工事請負契約を結ぶ。
 参加形態は単体か2、3社JV。全て建築の評点820点以上。少なくとも1社以上は1級建築士事務所。過去10年間に元請けとして、同規模の病院の施工実績などを求める。
 老朽化などの問題を抱える緑ケ丘病院を町民グラウンドに建て替える。施設規模はRC造2階建て延べ約4300㎡、病床数は一般病床60床。工事範囲は、建築、機械・電気・昇降機設備、造成、外構など。技術協力業務の委託限度額は235万円(税込み)。工事参考額は35億7000万円(同)。
 技術協力業務の履行期限は26年7月31日。同年7月までに設計を終え、同年8月の着工、28年1月の完成、同年5月の新病院開院を目指す。
 基本実施設計と開発許可申請業務は内藤建築事務所、CM業務は健康都市活動支援機構が担当している。