候補者にパシコン/未利用地の太陽光発電設備導入検討/札幌市 | 建設通信新聞Digital

11月5日 水曜日

北海道・東北

候補者にパシコン/未利用地の太陽光発電設備導入検討/札幌市

 札幌市環境局は、公募型プロポーザルを実施した「未利用地の太陽光発電設備導入検討業務」の契約候補者に、パシフィックコンサルタンツを選んだ。11月に契約する予定だ。
 市は、環境省が募集する脱炭素先行地域に採択され、2030年までに市有施設と未利用地合わせて、約32メガワットの太陽光発電設備の導入を目標としている。
 このため業務では、未利用地にオフサイトPPA(電力購入契約)による太陽光発電設備の導入を検討し、設置可否や容量、公募に向けた条件などを整理した後、オフサイトPPA公募用仕様書などを作成する。
 候補地は、山本処理場雨水貯留地(計画容量1万4000kW)、さとらんど近隣(1000kW)、中沼町(同)、厚別山本1063―31(2000kW)、あいの里雨水貯留地(同)、厚別山本1063―18(1176kW)、豊滝小学校跡地(680kW)の7カ所。
 契約後、市有施設約1300施設の直近1年間の月別電力量などの諸元を提供する。
 履行期間は26年3月26日まで。