道営繕部BTO/26年4月に入札公告/札幌第4地方合庁2期 | 建設通信新聞Digital

11月7日 金曜日

北海道・東北

道営繕部BTO/26年4月に入札公告/札幌第4地方合庁2期

 北海道開発局営繕部は、「札幌第4地方合同庁舎(2期)整備等事業」をPFIのBTO(建設・譲渡・運営)方式により、2026年4月に入札公告する。同年11月に事業者を選び、12月に基本協定、27年1月に事業契約を交わす予定だ。31年3月末の完成を目指す。事業期間は41年3月末までの約14年間。4日付でPFI手法による実施方針を公表した。
 事業は、26年度から供用を始める予定の札幌第4地方合同庁舎東館と同一敷地に、札幌開発建設部と札幌管区気象台の2施設を集約した西館を整備する。計画地は札幌市中央区北2条西19丁目7ほかの広さ1万2913㎡。
 西館の規模は最大で延べ1万8969㎡を見込む。工事には、既存庁舎(札幌開建)、既存庁舎付属棟、通信鉄塔、外構の解体撤去なども含む。
 26年1月から2月にかけて、民間事業者10社程度と対話を実施し、特定事業として選定した場合、WTO対象の入札公告を行う。
 参加資格は、設計、建設、工事監理、維持管理、運営を行う複数企業によるグループとする。
 このうち設計企業は、「建築関係建設コンサルタント業務」の参加資格の認定を受けている1級建築士事務所。
 建設企業は、「建築工事」「電気工事」「管工事」の参加資格の認定を受けており、経営事項評価点数が建築工事1200点以上、電気工事1000点以上、管工事950点以上であることを求める。建築工事を複数の企業で分担施工する場合は、1社が1200点以上、その他構成員が1100点以上とする。