東北地方を中心にクマの出没と人身被害が増加する中、ドローンを活用した測量・点検サービスなどを手掛けるテラドローン(東京都渋谷区)は、クマよけスプレーを搭載したドローンを開発した=写真。カプサイシンを主成分とするスプレーを遠隔操作で噴射することにより、人間の数千倍の嗅覚を持つクマの目や鼻など粘膜に強い刺激を与え、一時的にひるませて突進や接近から退避する時間を確保できるとしている。こうしたドローンの開発は日本初。
ハンターの人手が不足し、高齢化も進行している状況も踏まえて開発した。スプレー缶のほか、FPVジンバルカメラを機体に搭載した。操縦者はコントローラーで映像を確認しながらドローンを飛ばし、ボタンを押すだけで噴射できる。クマの背後や側面から全方位への噴射が可能だ。
地方自治体などに販売する。自治体と災害協定を結ぶ地域の測量会社や防災事業者らが操縦することを想定。同社は講習などを行う。
製品の改良を進め、2026年3月をめどに、75分の飛行が可能で赤外カメラと可視光カメラを搭載した新モデルを開発する予定だ。
ハンターの人手が不足し、高齢化も進行している状況も踏まえて開発した。スプレー缶のほか、FPVジンバルカメラを機体に搭載した。操縦者はコントローラーで映像を確認しながらドローンを飛ばし、ボタンを押すだけで噴射できる。クマの背後や側面から全方位への噴射が可能だ。
地方自治体などに販売する。自治体と災害協定を結ぶ地域の測量会社や防災事業者らが操縦することを想定。同社は講習などを行う。
製品の改良を進め、2026年3月をめどに、75分の飛行が可能で赤外カメラと可視光カメラを搭載した新モデルを開発する予定だ。













