札幌市/参加申請11月27日まで/次世代型太陽電池本庁舎など2ヵ所で実証 | 建設通信新聞Digital

11月20日 木曜日

北海道・東北

札幌市/参加申請11月27日まで/次世代型太陽電池本庁舎など2ヵ所で実証

 札幌市環境局は、「次世代型太陽電池実証実験業務」の公募型プロポーザルを2件に分けて公告した。参加申請書を27日まで受け付ける。企画提案書の提出期限は12月10日で、18日のヒアリングにより契約候補者を選ぶ。同月下旬以降に契約する予定だ。
 業務は、市役所本庁舎(中央区北1条西2丁目)と駒岡清掃工場(南区真駒内129―3)の2施設で、次世代型太陽電池の導入検討とPR・広報を目的として、実証実験を行う。
 市役所本庁舎は、19階展望回廊南面窓2面、駒岡清掃工場は1階南面窓と3階東面窓で実施する。
 いずれも次世代型太陽電池を使って発電性能を検証し、積雪の反射による発電性能への影響を確認する。垂直設置を原則とし、平置き太陽光発電設備(既存データの活用可)との差も検証する。市有施設への導入方法を検討・考察するとともに、課題を抽出し、対策を検討する。
 参加資格は、「物品・役務の「一般サービス業」に登録しており、市内に本社、支社などがあること。
 委託費(契約限度額)は市役所本庁舎、駒岡清掃工場それぞれ499万9500円(税込み)。
 履行期間は26年3月31日まで。