琉球大学は、「『上原キャンパス跡地利用具体計画』策定業務」の企画競争を公告した。企画提案書などの提出資料は１２月２２日まで財務部経理課で受け付ける。同月下旬の書類審査、２０２６年１月１６日の審査結果通知を予定している。
　参加資格は、全省庁統一資格における九州・沖縄地域の「役務の提供等」ＡまたはＢ、Ｃなどを求める。
　琉球大学医学部・病院の上原キャンパス（沖縄県西原町）から西普天間キャンパス（宜野湾市）への移転に伴い、上原キャンパスの跡地利用を検討している。業務では、２４年４月策定の跡地利用推進計画をより具体化した跡地利用具体計画の策定に向け、実現可能性調査や計画案の作成などを実施する。予算額は３０００万円（税込み）。履行期限は２６年９月３０日。
　跡地利用推進計画によると、南側のＡ地区約１３.９haにウェルネスと人材育成・研究開発ゾーン、北側のＢ地区約３.７haに文化とにぎわいゾーンを配置して土地利用する。ウェルネスゾーンは健康・医療・福祉機能、人材育成・研究開発ゾーンは人材育成や研究開発、健康医療産業機能など、文化とにぎわいゾーンは住宅や公園、文化・商業など生活利便性を向上させる機能を誘導する。