自治会館本館を建替え/設計は鉄建・あいJV/東京市町村事務組合 | 建設通信新聞Digital

12月1日 月曜日

関東・甲信越

自治会館本館を建替え/設計は鉄建・あいJV/東京市町村事務組合

27年7月から建替え事業が始まる
 東京市町村総合事務組合は、東京都小金井市と府中市にまたがる「東京自治会館」の本館を建て替える。設計は鉄建建設・あい設計JVが担当している。施工者は明らかになっていない。2027年7月上旬に事業着手し、29年8月末の完成を目指す。
 建て替え後の本館の規模は、地下1階地上3階建て延べ7428㎡。高さは17m。別館や連絡通路などと合わせた規模は延べ1万0834㎡となる。
 地上1階には講堂や多目的会議室、テナントスペースなどを設け、2-3階に大会議室や研修・会議室などを整備する。このほか、周辺道路に沿って歩道上空地を配置するほか、別館の敷地に公園なども整備し、地域の自然環境との調和を図るとともに、近隣住民にも開放された空間とする。
 建設地は、小金井市貫井南町1-1-1、府中市新町2-77-1ほかの敷地1万0661㎡。用途は第一種中高層住居専用地域で、建ぺい率60%、容積率200%。本館の敷地は6419㎡で、2924㎡が建築面積に充てられる。
 建設地の南西側に隣接する敷地2798㎡では、大和リースが自社設計施工で同会館仮移転施設の整備を進めている。規模はS造3階建て延べ2891㎡。26年1月末の完成を目指す。
 東京自治会館は、都の39市町村で暮らす住民の福祉を増進するために、連絡や調整、研修などを目的として東京市町村総合事務組合が設置、運営している。本館(地下1階地上4階建て)と別館(地下1階地上3階建て)で構成されている。