「現場の都合で出張から帰れない」「明日、夜間工事に出掛ける」。建設従事者がいるわが家の日常会話だ。現場が予定どおりに進むことはほとんどなく、予定が直前まで分からない生活を強いられる。働き方改革が進むという記事を書くことが多いが、全てではない◆建設業は日常生活に不可欠なインフラの整備・維持管理だけでなく、災害対応など突発的な業務も担う。転勤や単身赴任が多く、早朝・深夜、休日の仕事も「仕方がない」という雰囲気が残っている◆昼間に仕事をし、予定を前々から立てられる業界になるには、発注者をはじめとする業界全体の意識改革が必要だ。住民や警察などの理解や、余裕のある工期設定も求められる◆「働き方改革が進んでいる」という記事を安心して書ける日が来ることを切に願う。
