東京都保健医療局/リハビリ病院再整備へ基本計画/26年度予算案で費用計上 | 建設通信新聞Digital

2月12日 木曜日

関東・甲信越

東京都保健医療局/リハビリ病院再整備へ基本計画/26年度予算案で費用計上

 東京都保健医療局は、墨田区にある東京都リハビリテーション病院の再整備検討に当たり、2026年度内に基本計画を策定する方針だ。前段階となる準備業務での検討内容を踏まえながら、仮移転を想定した用地調査なども進める。26年度予算案で、基本計画策定の関連費用となる1億3500万円を計上した。
 同病院は1989年に竣工し、90年に一部開設、91年に病床165床を備えて全面開設した。2006年度より指定管理者制度を導入し、現在は東京都医師会が運営を担う。
 既存施設は墨田区堤通2-14-1に位置する。規模は、東京都リハビリテーション病院がSRC造(陸屋根)地下1階地上6階建て延べ1万6632㎡(敷地面積5354㎡)、近接する同看護・医師宿舎がRC造(陸屋根)4階建て延べ1930㎡(敷地面積2227㎡)。
 同局が25年に公告した「東京都リハビリテーション病院施設整備基本計画策定に向けた準備委託」は共同建築設計事務所が担当。同病院について、▽病院機能を縮小した上で大規模改修▽別地に建設する仮設施設に病院機能を仮移転後、大規模改修▽同様の形で仮移転後、現地建て替え--の3案で施設整備費などを勘案の上、整備手法を比較検討するとしていた。
 26年度は、こうした検討内容を踏まえて基本計画の策定を進めていく。
 計上費用のうち4400万円は、基本計画策定に向けた検討費用に充てる。関連業務などの公表時期は現時点で未定。残り9100万円で、仮移転を経ての改修となった際に要する用地調査などを進める予定となっている。
 基本計画は、リハビリテーション病院のみを対象とし、看護・医師宿舎は含めない想定だ。
 専門家や関係行政機関などで構成する「東京都リハビリテーション病院あり方検討委員会」では、施設老朽化や患者数の増加といった環境変化に加え、個室の整備・増室の必要性などが指摘されている。