香川県は、外国人材の受け入れ体制を強化するとともに企業の取り組みを支援する。2026年度予算案に、関連費2億6221万円を盛り込んだ。県内企業における人手不足が深刻な状況となる中、県産業を支える人材を安定的に確保していく。雇用環境を改善するほか、日本語教育を含めた環境づくりと地域共生を目指す。外国人材優良受け入れ事業者向けの認証制度を創設し、補助率で優遇する。
高度外国人材確保強化事業に1857万円を計上した。ベトナムのハノイ工科大学と連携し、日本で就職を希望する学生を対象とした日本語教育や県内企業の魅力発信、ジョブフェアなどを展開する。新たな海外大学との連携に向けた取り組みも進める。県と海外大学が連携する事業に参画する企業に対して、最大20万円を補助する。
外国人材が活躍し、定着できる環境を整備する。県内企業が実施する日本語能力向上の研修費用の一部を助成する。1社当たり最大60万円とし、予算案で1241万円を確保した。
就職・移住支援センター(ワークサポートかがわ)に専任のコーディネーターを配置して、高度外国人材と県内企業のマッチングを支援する。海外現地送り出し機関との情報交換や日本語講習会の開催など香川県中小企業団体中央会による外国人材確保の取り組みをバックアップする。
県内の外国人労働者数は20年10月時点で1万0422人。こうした取り組みを通じて、26年度に1万7931人まで伸ばす。
