香川県内で無電柱化整備が着実に進んでいる。国や県、高松市が事業主体となって無電柱化が完了している道路延長は、2025年12月末時点で52.3㎞となり、整備中延長は31.2㎞ある。27年度までに5路線5.4㎞の無電柱化に着手する。県はこうした状況を踏まえ「香川県無電柱化推進計画」を改訂した。27年度までに着手すべき路線に県道川津丸亀線1.1㎞を新たに追加した。
県内の無電柱化完了区間は、トンネルや橋梁・高架などを含めると約250㎞で、県内を走る道路の約1.2%に相当する。国道11号をはじめとする緊急輸送道路は942.6㎞。このうち県管理は586.4㎞あるが、無電柱化率は3.2%にとどまっている。
県が改訂した推進計画では、整備方針や優先順位の方向性を示した。防災面では、国や自治体の協力を受けながら国道11号や主要地方道中徳三谷高松線、さぬき浜街道など第1次緊急輸送道路を推進する。安全・円滑な道路確保へバリアフリー基本構想で位置付けた重点整備地区や国交省が指定した特定道路で推進する。景観形成・観光振興では、主要観光地の栗林公園や琴平、直島を挙げた。
無電柱化の事業手法は、電線共同溝を優先する。整備に際しては、低コスト手法である浅層埋設方式や小型ボックス活用埋設方式、角型多条電線管を検討する。
27年度までに着手する路線と延長は以下のとおり。
〈国〉
▽国道11号(高松市上天神町)2.0㎞。
〈県〉
▽県道川津丸亀線(宇多津町)1.1㎞▽県道北風戸積浦線(直島町)0.7㎞。
〈市〉
▽市道香西郷東線(香西東町)1.2㎞▽市道香西5号線(同)0.3㎞。
