福岡市道路下水道局は、「雨水整備レインボープラン天神」第2期事業の最後の主要幹線となる中部11号、13号幹線の築造工事を2026年度に発注する。11号幹線は、長浜3~大名2の長さ1㎞、内径2200mmの雨水管渠となる。工期は約4年間を見込む。設計はアジアエンヂニアリング(福岡市)が担当した。
1999、2007年の集中豪雨で甚大な浸水被害が発生した天神周辺地区で雨水幹線を整備している。特に被害が大きかった天神・今泉、警固・薬院地区の約100haを対象に09年度から18年度まで第1期事業を実施し、雨水貯留機能を持つ長さ約4.2㎞の管渠を整備して1時間当たり59.1mmの雨量に対応した。将来的には、中央区那の津にポンプ場を整備して1時間当たり79.5mmまで拡大する。
第2期事業は、事業範囲を約180haに拡大し、地下利用が進む市役所周辺などを整備している。整備水準は1期と同様に1時間当たり59.1mm。事業期間は19-29年度、事業費は約244億円を見込む。中部12号幹線の支障物移設に伴う11号幹線の着工延期などに伴い、事業期間を1年延長したほか、管渠のルート変更約26億円、労務費・資材費の高騰約16億円の計42億円を追加した。
26年度は、6号、8号、12号幹線の整備完了と11号、13号幹線の着工を予定している。同年度分の事業費は12億8000万円。年度末時点の進捗(しんちょく)率は金額ベースで75.9%を見込む。
13号幹線は天神4ほかで雨水管渠を整備する。昭和建設コンサルタント(同)で詳細設計を進めており、7月の設計完了を目指す。
