愛媛県今治市は、「今治市学校施設等長寿命化計画」を改訂した。大規模改修を中心とした予防保全を優先的に実施する方向に大きくシフトさせた。校舎、体育館、武道場の目標使用年数は80年とし、築20年と60年の段階で大規模改造、築40年で長寿命化改修を基本周期とする。大規模改造では、構造躯体の健全性確保に大きく影響する「屋根・屋上改修」と「外壁改修」を重点的に実施。長寿命化は「内部仕上げ」「電気設備」「機械設備」を改修する。
改築・更新が必要な場合は、児童生徒数の減少と築年数を考慮しながら、解体や減築、統合を検討する。廃校施設の屋内運動場は、大規模な改修を行わずに維持修繕で対処する。運動場夜間照明設備は「公の施設のあり方」でE評価かつ未使用の場合は大規模改修しない。
プールの整備方針は、小学校は本体の更新時、中学校はろ過機の更新時に存続または集約化を検討、判断する。給食調理場は市内全てを対象に再編整備を検討する。教職員住宅は入居率が減少しているため更新せず、集約化していく。
同計画は2020年に策定。対象施設は小学校26校、中学校15校、教職員住宅13施設の計155棟。延べ床面積は24万2554㎡。5年ごとに見直すことになっている。
