京都市は、JR京都駅東南部エリアの市有地を活用する事業者を募集する。6月15日に公募型プロポーザルを公告する見通しだ。現地見学は同月19、26日に開く予定で、申し込みは開催日の2営業日前までに都市計画局住宅室すまいづくり課でメールにより受け付ける。参加申し込みは9月7日から16日まで同課で受け付ける。早ければ10月にも優先交渉権者を特定し、2026年度内に基本協定を結ぶ。
参加資格は事業実施に意欲がある単体かグループ。SPC(特別目的会社)の設立も可能だ。活用計画に求める提案は、文化芸術をコンセプトに据えた用途が延べ床面積の20%以上となること。文化芸術の用途は、劇場や映画館、演芸場、博物館、美術館、展示場、映画かテレビ、音楽のスタジオ、アトリエ、工房、学校など。「京都駅東南部エリア事業者等まちづくり連絡会議」への参画や、地域に根ざした施設計画と運営、地域経済への貢献などの提案も求める。
選定委員は、安藤隆一郎京都市立芸術大学工芸科染織専攻准教授、黒田朱美公認会計士黒田朱美事務所代表、白須正京都工芸繊維大学監事、中井川正道京都美術工芸大学芸術学部長、山口敬太京大大学院地球環境学堂准教授、山田万里子山王学区自治連合会副会長らが務める。
計画地は、同市南区東九条北河原町1、2の敷地4352㎡。用途地域は近隣商業地域。建ぺい率は80%、容積率は400%。土地は貸し付けを想定しており、貸し付け期間は60年。料金は未定。売却の提案も可能。
同市は、同駅東南部エリアを「文化芸術」エリアと位置づけ、2017年3月に策定した「京都駅東南部エリア活性化方針」に基づきまちづくりを進めている。25年10月には「チームラボ・バイオヴォルテックス京都」が開業したほか、今後もアートセンター「スーパーブルー・キョウト」のオープンが見込まれている。
