スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリア大聖堂で主塔「イエスの塔」が今月完成した。高さは172.5mで、世界で最も高い教会建築となった◆建築家アントニ・ガウディの代表作の一つだが、建設開始の1882年から実に140年以上の歳月をかけて完成した。今後はメインエントランスの建設が進められ、全体完成は約10年後の見通しという◆以前、サグラダ・ファミリアを訪れた当時には、永遠に完成しない「未完の傑作」といわれていた。それでも外観や内部の特徴的な形状は強く印象に残った。既に街のシンボルだった◆建築は街の印象を形づくる。フランス・パリには凱旋門があり、イタリア・ローマにはコロッセオがある。そんな歴史的建造物と同様に、住民に親しまれる教会が完成した暁には目に焼き付けたいものだ。
