埼玉県熊谷市は、DBO(設計・建設・運営)方式による整備を検討している「(仮称)新熊谷衛生センター整備事業」の実施方針を公表した。2027年2月上旬に入札を公告する。プレゼンテーションとヒアリングを経て、同年8月下旬に落札者を決定する予定だ。
参加形態は、設計・建設企業、運営企業を含む単体か複数企業で構成するグループ。代表企業は、工場棟のプラント設備の建設を担当する設計・建設企業であることを求める。
共通となる参加資格は、市の競争入札参加資格があること。工場棟のプラント設備の建設を担当する設計・建設企業は、清掃施設工事業の登録があり、所定の要件を満たすストーカ方式のごみ焼却施設の設計と建設の実績を求める。建屋の建設を担当する設計・建設企業は、1級建築士事務所の登録と建築一式工事の特定建設業許可を受けていることなど。同種施設の解体工事を元請けとして施工した実績も求める。運営企業は、事業者の責務を達成するために必要な資格者を配置できることなど。
大里広域市町村圏組合の解散に伴い、これまで共同処理していたごみ焼却施設の建設・管理運営事務が各市町に承継されることになったため、市が単独でごみ焼却施設を建設する。新施設は、現在稼働中の熊谷衛生センターと江南清掃センターを統合する。
建設予定地は、西別府583-1の敷地約3万4000㎡。施設規模は日量198tで、処理方式はストーカ方式を採用する。隣接する(仮称)アクアピア2に余熱を供給するほか発電設備も備える。
工場棟の設計・建設期間は27年12月末から32年3月末まで、熊谷衛生センター第二工場の解体は32年4月から33年9月末まで。管理棟及び計量棟の新設は33年10月から34年9月末まで、熊谷衛生センター第一工場の解体は34年10月から36年3月末までを予定している。工場棟の運営及び維持管理は32年4月から20年間、管理棟及び計量棟は34年10月から17年6カ月間を想定している。
