滋賀県湖南市は現東庁舎と現西庁舎の機能を統合した新庁舎の整備計画で、2027年度の着工に向け、秋ごろに一般競争入札を公告したい考えだ。合わせて西庁舎周辺エリアの施設再編と官民連携によるにぎわい創出への検討にも着手するなど、庁舎周辺整備事業がいよいよ本格化する。
新庁舎の建設については、9月補正予算案に建設費を計上し、早ければ10月ごろの公告、26年度内の契約を目指す。現東庁舎の南側にある駐車場(同市中央1-1)の敷地を活用して建設し、29年度の供用開始を見込む。想定規模はS造4階建て延べ1万1113㎡。財源には公共施設等適正管理推進事業債を活用する。設計は石本建築事務所が担当している。
現西庁舎エリアについては、周辺施設と合わせ機能集約・再編の検討を進めている。同エリアは旧石部町の中心市街地として、西庁舎、石部総合文化センター、石部老人福祉センター、石部軽運動場、石部保健センターなどが集積している。今後の計画では、西庁舎の機能を新庁舎へ統合するほか、文化センターを除く3施設(老人福祉センター、軽運動場、保健センター)の機能を旧甲西町の施設に集約後、解体する予定だ。石部総合文化センターは、リノベーションなどを望む声もあることから、活用方針について検討を進めている。
市は、現西庁舎周辺エリア再編に向け、28日に国土交通省が開く官民連携事業推進地方ブロックプラットフォームサウンディング(対話)に参加して民間事業者から意見を聴取し、27年度ごろをめどに整備方針を策定する考えだ。その後は28年度以降の基本計画、基本設計、実施設計を経て、31年度以降の着工を目指している。
