東京都葛飾区で進む立石駅南口西地区市街地再開発について、現状で準備組合が想定する事業費とスケジュールが分かった。工事費は694億円、既存建物の解体着工は2029年度を目指す。23年の都市計画決定時と比べ、工事費は316億円の増額となる。
工事費以外の事業支出は、調査設計計画費に31億円、土地整備費に31億円、補償費71億円などを想定する。
現時点でのスケジュールは、組合設立認可が27年5月を予定する。以降、権利変換計画認可が28年度、解体着工が29年度、再開発施設の新設着工が30年度、竣工は34年度を想定している。それぞれ都市計画決定時と比べて1年程度繰り下げた。
都市計画決定時点の概要は、A敷地(敷地面積約1万0270㎡)に整備する複合施設がRC造地下1階地上34階建て延べ9万1700㎡、高さ125m。低層部には食品スーパーなどの大規模店舗や温浴施設などを配置し、中高層部には約700戸の住宅を整備する。他にB敷地(敷地面積約210㎡)に3階建て延べ約250㎡の事務所ビルを建設する。
計画の対象区域は、京成立石駅南口の立石1丁目の約1.3ha。周辺では、立石駅北口地区、立石駅南口東地区でも再開発計画が進む。
参加組合員には、野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産が参画している。事業協力者は前田建設工業。コンサルタントはタカハ都市科学研究所が担当する。
