建設産業専門団体九州地区連合会(九州建専連、宮村博良会長)は、専門工事業の魅力を発信するデジタルプラットフォーム(PF)を立ち上げる。SNS(交流サイト)を活用し、専門工事業で働く技能者のリアルな声を継続的に発信。建設業に対して抱かれがちな「きつそう」といったイメージを払拭し、専門工事業への理解促進と会員企業への入職につなげる。
プラットフォームは、ユーチューブ専用チャンネルや公式インスタグラムアカウントなどを情報発信の核とする。これまで単発イベントとして実施してきた学校キャラバン(出前授業)の情報や動画をデジタル資産として一元的に管理・蓄積し、学校や家庭からいつでも閲覧できる環境を整える。学校や各家庭に配布するパンフレットには紹介動画につながるQRコードを記載し、スマートフォンなどを通じて動画コンテンツへスムーズに誘導する。
コンテンツは、高校生が飽きずに一瞬で簡単に見終えられるよう1分未満、できれば30秒程度のショート動画をメインに展開する。実際に出前授業を体験した生徒や、授業を担った熟練技能者、教員、主催者らへのインタビューをはじめ、開催校の様子や職種別仕事紹介、会員企業の紹介など、多様なコンテンツを盛り込む攻めた広報活動とする。
さらに、会員企業の各社採用活動を後押しする機能も盛り込む。求人票では伝えにくい職場の雰囲気や仕事の魅力を発信、動画や写真を長期的な採用資産として蓄積できるコンテンツも用意している。
会員企業は、年間1万円の登録料でプラットフォームに自社の求人広告などを投稿しておくことができ、併せてプラットフォーム内の動画・写真素材の利用、SNSやユーチューブの運営管理なども受けられる。また、別途有料オプションによる個別取材で、自社専用のプロモーション用ショート動画を作成できる仕組みも用意する。
12月中にプラットフォームと案内パンフレットを完成させ、年明けから会員企業の登録募集を開始、2027年度に本格運用する。28年度以降はコンテンツのさらなる拡充を図り、認知度向上と入職者増加を目指す。
