岩手県医療局は15日、「県立釜石病院新築工事基本設計業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加形態は単体または2者JV。参加表明書は10月5日まで受け付ける。提案書の提出期限は11月6日。ヒアリング審査を経て、12月上旬までに結果を通知する。履行期限は2027年9月末。参考業務規模は約8400万円(税込み、以下同)としている。基本設計段階で整備手法を検討し、従来方式を採用する場合、28年度中に実施設計をまとめて着工し、32年度中に開院するとともに既存病院の解体、外構整備を行う予定だ。
単体とJV代表者の参加資格は、1級建築士が5人以上在籍し、11年度以降に元請けとしてベッド数180床以上の病院の新・増築設計の実績があることなど。
釜石市甲子町10にある県立釜石病院は、建設から半世紀近くが経過し施設の老朽化が進んでいる。急性期から回復期まで幅広く医療サービスを提供する病院として西側の敷地約1.3ha(一部民有地)に本館を建て替える。
新病院本館の規模は、延べ約1万3500㎡を想定し、救急医療や入院・外来対応、透析療法、リハビリテーション医療を提供する。診療科は20科で、ベッド数は急性期2病棟120床と、拡充する回復期リハビリテーション1病棟60床の計180床を設ける。
駐車場台数は職員用を含めて500台程度とし、車椅子利用者区画6台程度も確保する。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Oriented基準を満たす環境性能の実現を目指す。予定工事費は約137億4000万円と試算している。
敷地内にある職員公舎や院内保育所は継続利用する。
