韓国・ソウル市の新たな都市計画に注目が集まっている。その名も「日影のある道路を歩く権利」。街路樹やキャノピーなど、既に点在している日影をひとつながりの遊歩道とする構想で、可能な限りの植樹や季節ごとの日よけ、小型シェルターの設置などを計画している◆同市のオ・セフン市長は「猛暑は市民と生命を脅かす“日常的な災害”だ」と語る。毎年の猛暑が当たり前となり、命を守るためになにがしかの工夫を講じなければならない今は、まさに災害の渦中にあると言えそうだ◆東京や兵庫では、暑さ対策として巨大なパラソルを設置する試みが始まっている。こうした取り組みも、韓国では10年前に導入済みのものだ◆気候変動や災害など、地球規模の対策が必要となる昨今。国内に限らず、他国に学ぶことも多いだろう。
