神奈川県秦野市と伊勢原市で構成する秦野市伊勢原市環境衛生組合(組合長=高橋昌和秦野市長)は、はだのクリーンセンター保全整備・運営事業の実施方針を公表した。主要な設備・機器が耐用年数に近づいているため、DBO(設計・建設・運営)方式で大規模な施設整備工事(基幹的設備改良工事)を実施する。
公募型プロポーザルで事業者を募集する。2027年1月中旬に実施要領を公表し、資格審査書類は2月下旬まで、提案概要書は3月上旬まで受け付ける。同月中旬の応募者との対話を経て、提案書類を同年4月下旬から5月中旬まで受け付け、6月下旬までの基礎審査、8月上旬の総合評価を経て、9月上旬に優先交渉権者を選定する。同月中旬の基本協定を経て、10月中旬に工事請負契約を結ぶ。
参加形態は単体か複数企業グループで、設計・施工業務、運営・維持管理業務を実施できること。SPC(特別目的会社)は設立しない。
設計・施工担当企業は、秦野市の入札参加資格者名簿で、工事「清掃施設」の登録を受け、清掃施設工事の総合評定値が1100点以上であること。10年4月以降、処理方式がストーカ式焼却炉で、1日当たり200t以上の処理能力があり、ボイラー・タービン式発電設備を設置した地方自治体の一般廃棄物焼却施設の基幹的設備改良工事の実績があることなど。
同施設は、工場棟、特別高圧受変電棟、収集職員休憩スペース、旧管理棟で構成し、規模は延べ約1万2000㎡。処理方式は全連続焼却式ストーカ炉を採用し、処理能力は24時間当たり200t。13年1月の稼働開始から約13年が経過し、設備・機器の経年劣化が進んでいる。
同事業では、工場棟での燃焼ガス冷却設備や飛灰処理設備、通風設備の更新、受入・供給設備ごみクレーンや余熱利用設備の部分更新などと、運営を一体的に行う。設計・施工期間は28年4月から33年3月31日まで。運営期間は43年3月31日まで。所在地は秦野市曽屋4624。
