東京都、中野区、西武鉄道の3者は、西武新宿線(野方駅~井荻駅付近、野方駅付近)の連続立体交差化に向けた事業調査などを一体的に進める協定書を締結した。都が事業主体となる「野方駅~井荻駅付近」の事業と、中野区が事業主体となり野方第1号踏切などの除却を目指す「野方駅付近」の事業を一体的に実施し、地域の活性化を目指す。
都は、2017年4月に国から西武新宿線(野方駅~井荻駅付近)の連続立体交差化に向けた着工準備の採択を受けた。
当初の計画では野方第1号踏切が残存する形となっていたが、同踏切の除却を含めた具体的な検討調査を行うため、24年10月に中野区と西武鉄道の2者間で協定を締結。25年8月には調査が完了し、野方第1号踏切の除却が技術的に実現可能であることが確認された。この結果を受けて、今回の都を加えた3者により一体的な整備計画を推進することとした。
締結した協定書の名称は「西武鉄道新宿線(野方駅~井荻駅付近)連続立体交差事業及び西武鉄道新宿線(野方駅付近)連続立体交差事業のための事業調査及び関連調査に関する協定書」。
主な調査内容は、事業効果調査、鉄道・側道などの設計、関連事業計画などの検討。調査期間は28年3月31日まで。概算総額は約1億4100万円。
これに合わせて、中野区と西武鉄道の2者間でも、用地業務の担当やホームドア整備費の負担などを盛り込んだ「西武鉄道新宿線(野方駅~井荻駅間)連続立体交差事業に隣接する野方第1号踏切道(特別区道42-90)の除却に関する確認書」が交わされている。
