3月22日まで参加受付/市役所現庁舎跡地利活用で市場調査/登別市 | 建設通信新聞Digital

5月20日 月曜日

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3月22日まで参加受付/市役所現庁舎跡地利活用で市場調査/登別市

 登別市は、市役所現庁舎跡地などの利活用に関するサウンディング型市場調査の実施要領を公表した。参加申込書を3月22日まで受け付ける。提案書の提出期間は同29日まで。4月8日から同19日にかけて調査を実施し、5月中旬に実施結果を公表する。
 登別市本庁舎・第二庁舎の老朽化に伴い、2026年度に市役所機能を持つ庁舎が約500m離れた地点に移転する。これに伴い、行政、商業などが集積する中央地区の中心地に9244㎡の公有地が発生する。この跡地の利活用に向けて、同地区の目指すべきまちづくりの速やかな実現のため、幅広く具体的な意見を聞き、協議を進める上での一つのモデルとして参考にする。
 所在地は中央町6丁目11番地(本庁舎・第二庁舎)6574㎡と同19番地1(駐車場)2670㎡。
 主な建物は本庁舎(RC造3階建て延べ4971㎡)、第二庁舎(RC造2階建て延べ1624㎡)、教職員住宅(木造平屋建て94㎡)。
 調査項目は、市役所本庁舎・第二庁舎、駐車場敷地の活用に向けた実施事業の内容(市役所本庁舎・第二庁舎を解体撤去せず、耐震補強などを実施し活用を想定する場合はその内容)、事業スケジュール、事業実施に当たって行政に期待することや、支援、配慮を求める事項など。
 参加要件は、跡地の利活用を図かり、事業の実施主体となる意向を持つ法人とする。
 調査終了後、プロポーザルなど提案型で事業者を選ぶ場合は、調査の提案内容などに関する評価項目を設け、加点することがある。