3月22日まで参加受付/幌別東小跡地活用調査/登別市 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

北海道・東北

3月22日まで参加受付/幌別東小跡地活用調査/登別市

 登別市は、市立幌別東小学校跡地等の利活用に関するサウンディング型市場調査の実施要領を公表した。参加申込書を22日まで受け付ける。提案書の提出期間は29日まで。4月8日から19日にかけて調査し、5月中旬に実施結果の概要を公表する予定だ。
 同小学校は2025年度に近隣校との統合が決まっている。このため、跡地の整備について民間事業者のアイデア、経験、ノウハウを活用しながら、今後の利活用に向けた検討と、市の目指すまちづくりの速やかな実現に向け、幅広く具体的な意見を聞く。
 跡地の所在地は幌別町8-16-1(敷地面積2万3743㎡)の学校用地と同17-1(4153㎡)の宅地。主な建物は、校舎(RC造2階建て延べ2529㎡)、屋内運動場(S造平屋建て1071㎡)など。
 用途地域は第二種住宅地域で、建ぺい率60%、容積率200%となっている。
 参加要件は、跡地の利活用を図ろうとする者で、事業の実施主体となる意向を持つ法人とする。
 調査項目は、跡地(同小学校を解体撤去せず、耐震補強などを実施して活用することを想定する場合はその内容)または周辺を含めた一体的な敷地の活用による実施事業の内容とする。その他、事業スケジュール、事業実施に当たって行政に期待する支援や配慮を求める事項などとなっている。
 今後、プロポーザルなど提案型で事業者を選ぶ場合には、サウンディング型市場調査の提案内容に関する評価項目を設け、加点することがある。