国際医療福祉大学（栃木県大田原市、高木邦格理事長）は、千葉県成田市に延べ約９０００㎡の薬学部新校舎を建設する。設計・施工は鵜沢建設が担当している。１２月に着工し、２０２６年２月の完成を目指す。
　規模はＳ造６階建て延べ約８８００㎡。講義室や実験・実習室、ゼミ室、研究室、学生ラウンジなどを整備するほか、薬草園も設置する予定だ。建築面積は約１５００㎡。
　薬学部は今年４月に開設する。入学定員は１２０名、収容定員は７２０名を予定している。１・２年次は公津の杜４－３にある公津の杜校舎、３－６年次は新校舎に通学する。
　建設地は畑ケ田８５２の敷地約１万㎡で、国際医療福祉大学成田病院から道路を挟んだ西側に位置する市有地となる。市は３月定例議会に、市有地を４月から４７年３月３１日まで、同大学に無償で貸し付ける議案を提出している。
　市が提出した議案によると、市有地には薬学部の新校舎のほか、医学部と薬学部の付属施設、関連施設を設置する。