風波・全47都道府県への来訪を達成した。どの都道府県も、仕事… | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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風波・全47都道府県への来訪を達成した。どの都道府県も、仕事…

風波
 全47都道府県への来訪を達成した。どの都道府県も、仕事や旅行などで訪れ、街や食などをある程度堪能したという自負がある。総じて、寂れて力をなくしていく地方都市の姿を目にすることの方が多かった◆しかし、最後となった宮崎県の都城市は元気だった。到着当初は、ありがちな寂れゆく地方都市という印象だったが、夜中に繁華街を歩くと若者が飲食店に集まり、活気があった◆理由を聞くと、鹿児島県の志布志港と同市を結ぶ自動車道が2024年度に開通予定で、運輸業の24年問題も重なり、中継拠点の倉庫建設などが活況を呈しているという◆能登半島地震の復興では国土の選択と集中といった言葉すら漏れ聞こえるが、都城の姿に、道路がもたらす街の活力を改めて思い知らされた。まだまだ地方都市にも未来はある。