昭和大学の事業計画/3病院統合で新棟/旗の台校舎は建て替え | 建設通信新聞Digital

5月22日 水曜日

関東・甲信越

昭和大学の事業計画/3病院統合で新棟/旗の台校舎は建て替え

 昭和大学は、2024年度事業計画に、旗の台キャンパスの校舎建て替えのほか、旗の台キャンパスに隣接する昭和大学病院、附属東病院と洗足キャンパスに隣接する昭和大学歯科病院の機能統合による新棟建設を検討することを盛り込んだ。 同大では、28年度の創立100周年に向け、旗の台キャンパス(東京都品川区旗の台1-5-8)のCサイト整備計画、新キャンパス整備計画、富士吉田キャンパス整備計画、藤が丘病院の再整備に向けた検討を進めてきた。既に川崎市での新キャンパス整備の計画が明らかになっているほか、藤が丘病院建替計画も23年3月に「藤が丘駅前地区再整備基本計画(原案)」を公表した。23年度事業計画では、各事業について検討する考えを示していたが、具体的な内容には触れていなかった。23年11月には、創立100周年記念サイトを公開。関連する各事業を紹介した。
 24年度事業計画では、旗の台キャンパス整備事業として、大学校舎の建て替えや、キャンパス周辺に所有する校地を活用した施設の建設を検討する方針を示した。あわせて、大学に隣接する昭和大学病院、昭和大学病院附属東病院と、洗足キャンパス(大田区北千束2-1-19)にある昭和大学歯科病院の機能を統合した新棟の建設を検討する。
 富士吉田キャンパス(山梨県富士吉田市上吉田4562)では、各施設・設備の更新のほか、新実習棟や新講義棟の建設を予定しており、24年度は新カリキュラムを実践するため新実習棟の建設を進める。