神田一ツ橋を再構築/9月に整備計画策定/共立女子学園の事業計画 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

関東・甲信越

神田一ツ橋を再構築/9月に整備計画策定/共立女子学園の事業計画

 共立女子学園は、神田一ツ橋キャンパス(東京都千代田区)の再構築に向け、9月にも整備計画を策定する。2024年度事業計画に盛り込んだ。
 同学園は、23年にまとめた第三期中期計画で、同キャンパスでの高層棟の整備を盛り込んだ。24年度事業計画では、9月にも基本設計の前段階となる整備計画を策定する方針を示した。新校舎の実現化に向け、行政協議が順調に進めば、基本設計の設計者選定準備を前倒しで進める。
 同キャンパスではこのほか、長期修繕計画として5年間で総額38億円を予定している。24年度は、本館の冷温水発生機のオーバーホール、1号館のAV機器の更新、照明のLED化を実施する。
 八王子キャンパス(八王子市)では、23年度に10号館(講堂)の客席天井の耐震化が完了した。11号館については、解体後の跡地利用方法も含め、今後の方向性を検討する。
 研修センターの軽井沢寮(長野県軽井沢町)では、25年度の耐震補強工事に向けた準備を進める。河口湖寮(山梨県鳴沢村)は、アンケート結果を踏まえて修繕内容を検討する。杉並寮(東京都杉並区)は、専門業者の意見を取り入れながら土地の具体的な活用方法を検討する。