PFI可能性調査を公告/4月15日まで受付/旧庁舎・安芸中の跡地活用/安芸市 | 建設通信新聞Digital

5月19日 日曜日

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PFI可能性調査を公告/4月15日まで受付/旧庁舎・安芸中の跡地活用/安芸市

 高知県安芸市は、「旧市役所庁舎及び旧市立安芸中学校跡地活用に係る民間活力導入可能性調査委託業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加申込書は15日まで、企画提案書は30日まで持参か郵送で受け付ける。書類とプレゼンテーションの2段階審査を経て5月10日に結果を通知する。参加形態は単体かグループ。過去5年にPPP/PFI手法における民間活力導入可能性調査やPFIアドバイザリー業務の実績があること。
 概要は、民間活力導入可能性調査と基本計画(素案)の作成。導入機能や規模、施設計画、概算工事費、事業スキーム、スケジュールの各検討、民間意向調査などを委託する。委託限度額は2500万円(税込み)。履行期間は2025年3月31日まで。
 市は、南海トラフ地震の津波浸水想定区域内にあった本庁舎(矢ノ丸1-4-40)と安芸中学校(西浜95-1)の2施設を高台に移転。両跡地活用で同市初となるPPP/PFI導入を検討している。教育・文化やスポーツを軸とした複合施設などを想定する。