7月2-22日に申請書/予定価格93.7億/松山市斎場再整備BTO | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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7月2-22日に申請書/予定価格93.7億/松山市斎場再整備BTO

 松山市は、PFI事業となる「松山市斎場再整備・運営事業」の総合評価一般入札を公告した。BTO(建設・譲渡・運営)で委託し、事業期間は2048年3月までの23年間となる。参加表明書は7月2日から22日まで、提案書を含む入札書類は9月20日まで持参で受け付ける。窓口は健康医療部保健所生活衛生課斎場業務担当。書類とプレゼンテーションの2段階審査を経て、11月下旬に結果を通知する。予定価格は93億7639万円(税別)。
 参加形態は、設計や建設、火葬炉の設計・製造・据え付けなどを担当する企業で構成するグループ。構成企業か協力企業の少なくとも1者は、市内企業であること。参加資格は、設計企業が建築関係建設コンサルタントに登録している1級建築士事務所。建設企業は建築一式工事A等級。設計、建設ともに09年度以降に延べ1000㎡以上の新設または改築の実績が必要となる。電気と管工事はともにA等級で、構成員とするかは任意とする。火葬炉企業は機械器具設置工事に登録していること。
 スケジュールは25年4月に事前調査と基本・実施設計に着手する。26、27年度に新斎場の建設工事を進め、28年8月に供用を開始する。維持管理・運営に入るとともに、29年7月までに現斎場の解体・撤去と駐車場の跡地整備を終える。
 現斎場(食場町乙11-9)の敷地南側を造成し、新たな斎場を建設する。規模は2階建て延べ5150㎡を想定。火葬炉は14基で、このうち2基は大型炉とする。完成後に現斎場は解体し、跡地を駐車場として利用する。アドバイザリー業務はランドブレインが担当している。