11月29日まで参加表明/旧ユウホウ紡績工場・社宅跡地利活用提案/江田島市 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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11月29日まで参加表明/旧ユウホウ紡績工場・社宅跡地利活用提案/江田島市

 広島県江田島市は、「旧ユウホウ紡績工場・社宅跡地利活用」に関する公募型プロポーザル募集要項を公表し、手続きを開始している。受付を始めている参加表明書の提出期間は11月29日まで。12月27日の期限で企画提案書の提出を求め、2025年1月23日に予定しているプレゼンテーションを経て、優先交渉権者を特定し、2月下旬に審査結果を通知する。窓口は企画部政策推進課。
 参加資格は、提案内容を確実に遂行するために必要な経営能力、技術的能力、資金調達能力を備えた事業者とし、営利・非営利、法人・個人の別は問わない。複数事業者によるグループも可としている。
 市有財産である提案対象地は、大柿町の工場跡地4万6009㎡、社宅跡地1855㎡。提案に当たっては、雇用創出をはじめ、交流人口の拡大・地域経済の活性化・居住環境の向上など、地域の活力や魅力向上に関するものであれば制限はないとし、跡地全域を購入または賃借によって利活用することを前提とする。売買の場合の最低売買価格は、工場跡地が5066万円、社宅跡地が74万円の計5140万円で、全額一括払いとする。賃貸借の場合の年間最低賃料は、工場跡地が721万円、社宅跡地が29万円の計750万円。
 優先交渉権者特定後、25年5月までに売買仮契約または事業用定期借地仮契約を結び、市議会議決後の本契約を予定している。