新庁舎整備へ補正可決/来月上旬に一般入札公告/津久見市 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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新庁舎整備へ補正可決/来月上旬に一般入札公告/津久見市

 大分県津久見市議会は24日、臨時議会を開き、新庁舎の建設費約41億円などを盛り込んだ2024年度一般会計補正予算案を可決した。
 市は、ゴールデンウイーク明けの5月上旬に新庁舎建設工事を一般競争入札で公告する。建築と電気、機械設備の分離発注となり、6月中旬の開札、7月中旬の契約締結、8月の着工を予定している。
 21日に実施した新庁舎建設計画の是非を問う住民投票で、津久見港埋立地に新庁舎を建設する現計画が賛成多数の支持を得たことを踏まえ、市が臨時議会に関連経費を計上した。補正予算には、建設工事費として16億4000万円と25年度までの債務負担行為24億6000万円、工事監理費として2200万円(債務負担3300万円)などを設定した。
 今回の入札は再公告となる。建築主体工事は、23年6月に入札した前回公告の入札不調を考慮し、参加資格を緩和する。前回公告時はJVでの参加を求めたが、今回は単体とJVのどちらでも参加可能となり、地域要件や評点も緩和する。設備2件は参加資格に大幅な変更はない。
 新庁舎の規模はRC・S造5階建て延べ7078㎡。工期は26年3月20日までを予定している。設計は梓設計が担当した。建設地は中央町760-51ほか。