医療開発研を特定/三好病院新外来棟計画支援/徳島県 | 建設通信新聞Digital

5月22日 水曜日

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医療開発研を特定/三好病院新外来棟計画支援/徳島県

 徳島県は、「徳島県立三好病院新外来棟基本計画策定支援業務」の公募型プロポーザルを実施した結果、医療開発研究所を最優秀提案者に特定した。4月26日にプレゼンテーションで審査した。
 概要は施設規模と配置、各設備の計画や概算事業費の算出、整備手法の比較検討やスケジュール策定など。提案上限額は2000万円(税込み)。履行期間は2025年2月28日まで。
 三好病院(徳島県三好市池田町シマ815-2)は、入院棟(RC・S造8階建て延べ1万4606㎡)や外来棟(RC造2階建て延べ3876㎡)、救命救急センター棟(S造2階建て延べ549㎡)で構成する。このうち外来棟は築40年以上が経過し、老朽化が進む。高度急性期から回復期まで地域のニーズを踏まえたシームレスな医療を安定的に提供するため、新たな機能を備えた外来棟を敷地内に整備する。
 25、26年度に設計を進め、27年度の着工と28年度の完成を目指す。基本構想は日本経営が担当した。