基本計画で提案競技/三好病院の新外来棟/徳島県 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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基本計画で提案競技/三好病院の新外来棟/徳島県

 徳島県は、「徳島県立三好病院新外来棟基本計画策定支援業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加申請書は4月5日まで電子入札システムで、企画提案書は15日から19日まで持参か郵送で受け付ける。書類とプレゼンテーションの二段階審査を経て、同月下旬に結果を通知する。
 参加資格は、2019年度以降、200床以上ある公立または公的病院を対象とした施設整備の基本計画の実績があること。
 概要は、施設規模と配置、各設備の計画や概算事業費の算出、整備手法の比較検討やスケジュール策定など。提案上限額は2000万円(税込み)。履行期間は25年2月28日まで。
 三好病院(徳島県三好市池田町シマ815-2)は、入院棟(RC・S造8階建て延べ1万4606㎡)や外来棟(RC造2階建て延べ3876㎡)、救命救急センター棟(S造2階建て延べ549㎡)で構成する。このうち外来棟は築40年以上が経過し、老朽化が進む。
 高度急性期から回復期まで地域のニーズを踏まえたシームレスな医療を安定的に提供するため、新たな機能を備えた外来棟を敷地内に整備する。
 25-26年度に設計を進め、27年度の着工と28年度の完成を目指す。基本構想は日本経営が担当している。