基本構想に着手/高岡警察署・一ツ葉庁舎移転集約、6600平米想定/宮崎県警 | 建設通信新聞Digital

6月13日 木曜日

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基本構想に着手/高岡警察署・一ツ葉庁舎移転集約、6600平米想定/宮崎県警

 宮崎県警察本部は、高岡警察署と一ツ葉庁舎を移転集約した「宮崎西警察署(仮称)」の基本構想策定に着手する。新施設の建設予定地は国富町の国富町運動公園西側。規模は、警察署庁舎が3-6階建て程度延べ6600㎡程度、付属棟(倉庫・車庫など)が2階建て延べ1800㎡程度を想定。基本構想では、施設機能や規模、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化などを検討する。
 高岡警察署は、築後58年が経過し、老朽化、狭あい化に加え、度重なる浸水被害に悩まされている。本部執行隊(自動車警ら隊・交通機動隊)が拠点とする築後42年の一ツ葉庁舎も津波浸水被害が想定される沿岸部に位置し、警察の役割を十分に発揮できていないため新施設に集約する。
 検討に先立ち、支援業務となる「宮崎西警察署(仮称)庁舎整備基本構想策定業務委託」を21日に指名競争入札する。業務は、基本構想の策定に必要な資料の収集・調査などを担当する。履行期限は9月30日。