
総事業費6000億円以上、敷地面積7万4000平方メートル、総延べ床面積84万5000平方メートル――。JR東日本が品川車両基地跡地で開発していた「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」が28日、構想から20年を経てグランドオープンする。2025年3月に先行開業した「THE LINKPILLAR 1」に続き、28日に「THE LINKPILLAR 2」、文化創造棟の「MoN Takanawa The Museum of Narratives」が開業。4月にはレジデンス棟の「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」も入居が始まる。
LINKPILLAR2(設計=品川開発プロジェクト第1期設計JV、施工=大林組)では、2―3階の約8000平方メートルに食や物づくりの過程を体感できるコーヒーショップなど新業態を含む22店が集まる商業施設「ニュウマン高輪MIMURE」が開業する。4―5階にはSuicaを診察券として使えて、個人データに基づく健康サービスを受けられるクリニック、スタートアップ(新興企業)やベンチャーキャピタルなどが集まってビジネス・文化を創造する施設なども設置する。
MonTakanawa(設計=同、外装デザインアーキテクト=隈研吾建築都市設計事務所、施工=鹿島)は、1500平方メートルの展示空間や1000平方メートルの最新シアター空間、約100畳の畳空間、屋上の月見テラスなどを設けた。28日以降、ボックススペースを中心に開館記念特別展やライブパフォーマンス、音楽祭、寄席、バレエ、歌舞伎、落語などを開催する予定となっている。
日本初の鉄道路線の一部として構築され、国指定史跡となっている高輪築堤を保存・活用するギャラリーも27年度に公開する予定だ。グランドオープンに合わせ、THE LINKPILLAR2内にギャラリーを開設する。

