兵庫県三田市は、新病院の基本設計概要を公表した。規模はS造6階建て延べ4万0790平方メートルで、免震構造を採用する。設計業務は佐藤総合計画に委託しており、引き続き実施設計に取り組む。2027年度に着工し、30年度内の完成を目指す。工事の公告時期は未定。概算事業費は約577億円(税込み)を見込む。
診療科数は35診療科で、病床数は一般病床が400床、集中治療室が25床の合計425床で、手術室を10室整備する。
移動の中心となるエレベーターを建物中央に集約配置し、職員、患者がスムーズに移動できる動線を確保する。5、6階の病室は全室個室にし、病棟本棟は形状を井の字型にすることで、圧迫感の軽減を図る。また、建物の高断熱化や、高効率設備の導入、省エネに取り組むことで、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Orientedの認証を目指す。コンセプトは「周辺地域と共生し、安心・安全のランドマークとして親しまれる病院」としている。 同事業は、医師の確保や、救急医療の充実のため、三田市けやき台3にある三田市民病院と、神戸市北区藤原台中町5にある済生会兵庫県病院を再編統合する。建設地は神戸市北区長尾町宅原地内。

