特許庁は17日、「発明の日」(18日)を前に、東京都港区の赤坂インターシティAIRで2026年度『知財功労賞』の表彰式を開いた。今回、経済産業大臣表彰を竹中工務店など2人7者が受賞。特許庁長官表彰はJFEスチール、日東建設(北海道)、建ロボテック、栗田工業など4人14者が受賞した。
冒頭、経産省の越智俊之政務官は「知的財産を経営に戦略的に活用する知財経営のさらなる推進や、知財経営の実践を専門家が積極的に支援していくことに期待している。皆さんの積極的な知財経営への取り組みが稼ぐ力を高め、わが国の強い経済の実現に必ずやつながる。技術で勝ってビジネスで負けるのではなく、技術で勝ってビジネスでも勝つ。そのために、日本産業界への知財経営の一層の普及・浸透に向けた環境整備、人材育成などに全力で取り組む」とあいさつした。
受賞者のうち竹中工務店は、知財活用企業(特許)として経産大臣賞を受賞した。脱炭素社会の実現に向け、木造建築の課題だった耐火性能と大規模化を克服する耐火集成材「燃エンウッド」や、CO2排出を約6割削減できる「ECMコンクリート」を開発し、強力な特許群を構築していることなどが評価された。

