
大林組は、インドネシア・ジャカルタの高速道路コンセッション事業に参画する。現地の有力企業PEMBANGUNAN JAYA(ジャヤ社)の関連会社で高速道路コンセッション事業を行うJTD JAYA PRATAMA(JTDJP社)の株式を取得し、グループ化する。大林組の海外コンセッション事業への参画は初めて。グループ全体の収益力の強化と事業ポートフォリオの拡充を図る狙い。
JTDJP社は慢性的な交通渋滞が課題となっているジャカルタで、都心部を横断する全長約31キロの高速道路の運営権(総事業費約2130億円)を保有している。現時点では部分開通の状況だが、同国政府による土地収用などを経て、全区間が開通した際には通行需要の拡大が見込まれる。
また、同社の親会社であるJakarta Tollroad Development社はジャカルタで開発予定の高速道路の運営権(Phase1―3)を所持しており、大林グループはこれらの事業の参画優先権を得る見込み。
JTDJP社の株式は現地法人Obayashi Concession Indonesiaを立ち上げ、9月14日に12・5%(取得額約68億円)を取得する。その後、同国政府による土地収用完了を条件として、2027年12月に取得割合を48・8%(同約385億円)に引き上げる予定だ。
