横浜市は、WTO対象でPFI事業のBTO(建設・譲渡・運営)方式を採用する「(仮称)豊岡町複合施設再編整備事業」を総合評価一般競争入札した結果、佐藤工業を代表企業とする「未来を紡ぐ・豊岡グループ」に決めた。小学校や図書館、保育所などからなる複合棟と、体育館棟で構成する延べ約1万4000平方メートルの複合施設を整備する。落札金額は189億9606万円(税込み、以下同)だった。予定価格も同額に設定していた。
8月中に基本協定を結び、12月の契約締結後、設計・建設工事に着手する。複合棟は2030年8―10月、体育館は33年9月の供用開始を目指す。
同グループの構成企業は奈良建設、三洋装備、有隣堂、プロジェクトブレイン。奥野設計とパシフィックコンサルタンツが協力企業として参画する。
グループが提案した施設規模は、延べ1万4394平方メートル。うち複合棟は7階建て延べ1万3362平方メートル。体育館棟は平屋建て1032平方メートル。複合棟では、1―4階に小学校、1階に保育所、5―7階には図書館と、講演会や市民活動、地域イベントなどに利用可能な多目的ホールを配置する計画だ。図書館には、屋外で読書を楽しむことができる屋外テラスも設けるとしている。
同事業は、老朽化した豊岡小学校の建て替えの機会を捉え、周辺の鶴見図書館や鶴見保育園、つるみ区民活動センター、鶴見区地域子育て支援拠点などを移転、複合化して再編整備する。事業期間は47年3月31日まで。
PFI事業とは別に、敷地の一部を民間事業者に貸し付け、プールなどを民設民営で整備・運営する予定だ。
建設地は鶴見区豊岡町27―1。
