デジタル東京ベイ1特定目的会社は、東京都江東区にデータセンター「(仮称)HND12」の建設を計画している。豊洲5―4―9の敷地6689平方メートルのうち4500平方メートルを建築面積とし、6階建て延べ2万4000平方メートル、高さ61メートルのデータセンター(DC)を新築する。設計は久米設計が担当している。2027年1月の着工を予定する。
計画地では現在、デジタル東京ベイ1がTANAKENの施工で「KR豊洲ビル解体工事」を進めており、12月下旬に完了する予定。用途地域は準工業地域で、建ぺい率は60%、容積率が300%。
区は計画地について、「豊洲五丁目地区地区計画」で土地利用の方針を示している。住宅・商業・業務機能が調和した、にぎわいとうるおいのある複合市街地の形成を図る。また、東京都が指定する臨海景観基本軸や水辺景観形成特別地区、区が指定する臨海景観基本軸に位置することに留意し、良好な都市景観の形成も目指すとしている。
区とDCを巡っては、6月に大久保朋果区長がDC事業者などで構成する日本データセンター協会(JDCC、理事長・さくらインターネット田中邦裕社長)に、地域共生の徹底と対策の実効性強化を求めて要望書を手渡した。区内に複数の大型DCの計画が進行中で、住民の不安が高まっていることが背景にある。

